最近、自分の中でよく考えるテーマのひとつに「慣れ」というものがあります。
人は、良くも悪くも「慣れる」生き物ですよね。
新しいことに挑戦するときは大変に感じても、時間が経つと自然とできるようになったり。
逆に、最初は大事にしていたことを、いつの間にか「当たり前」と感じてしまったり。
この「慣れ」は、良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあります。
今日はその両方について、自分の考えを整理してみたいと思います。
良い慣れは「習慣化」につながる
まず「良い慣れ」として思うのは、なかなか継続できなかったことを続けるうちに習慣になっていくことです。
例えば運動。
「体にいい」とわかっていても、仕事が忙しかったり気持ちが乗らなかったりで、なかなか続けられない人も多いと思います。
最初は大変でも、意識的に続けることで少しずつ「やらないと気持ち悪い」と思えるようになってきます。
これはとても良い慣れだと思います。
努力して身につけたことが、やがて自然なものになり、生活の一部になる。
美容師としても同じで、最初は難しく感じた技術や接客も、繰り返し取り組むことで自然にできるようになり、お客様に提供できる価値が大きくなっていきます。
つまり「良い慣れ」は、自分の成長を支える力になるということです。
悪い慣れは「感謝を忘れる」こと
一方で「悪い慣れ」もあります。
それは、最初はありがたいと思っていたことを、だんだん「当たり前」に感じてしまうことです。
例えば、自分が掃除する予定だったところを、他のスタッフが代わりにやってくれたとします。
最初の頃は「助かるな」「ありがとう」と感謝を伝えていたのに、気づけばそれが当たり前になり、感謝の言葉を口にしなくなってしまう。
これはとてももったいない「悪い慣れ」です。
人は誰かの小さな気遣いに支えられて働いています。
それを「当たり前」と思ってしまうと、人間関係の温かさが薄れてしまうんですよね。
サロンはチームで動いている場所です。
だからこそ「ありがとう」「助かったよ」と一言伝えることで、空気が良くなり、みんなが気持ちよく働けます。
感謝の気持ちを忘れないことが大切だと感じています。
良い慣れを増やし、悪い慣れを減らす
人間だからこそ、良い慣れも悪い慣れもどちらもあります。
大事なのは、良い慣れは意識的に増やして、悪い慣れは意識的に減らしていくこと。
例えば、良い慣れを作るには「小さなことでも続ける」ことがポイントです。
朝の掃除をきちんとする、笑顔で挨拶をする、学んだことを一つでも実践してみる。
こうした積み重ねは、やがて「しないと気持ち悪い」習慣になり、自分自身を成長させてくれます。
逆に悪い慣れは「気づくこと」がスタートです。
「最近ありがとうを言えてないな」とか「最初の頃の新鮮な気持ちを忘れてるかも」と感じたら、意識的に改めればいいんです。
人は完璧じゃないので、忘れることもある。
でも気づいたときに立て直せば、それで十分かなと。
「慣れ」というのは、私たちの毎日の仕事や人間関係にとても大きな影響を与えます。
良い慣れは、自分の力を伸ばし、仲間やお客様に喜ばれる力になる。
悪い慣れは、感謝や成長を忘れてしまう原因になる。
だからこそ、スタッフのみんなにも「どんな慣れを自分の中に作っているか」を意識してほしいと思います。
良い慣れはどんどん増やして、悪い慣れは意識的に無くす。
そうすれば、サロンの雰囲気ももっと良くなり、みんなが働きやすい環境になると思います。
僕自身も、まだまだ良い慣れを増やしていけるように頑張っていこう!














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